この記事をご覧頂いているということは、きっとFacebook、LinkedIn、Flickr、ないしはTwitter等、さまざまなウェブサービスを利用していて、情報があちこちに散らばってしまっていることを気にしているのではなかろうか。個人的な用途でも仕事上の用途で使うにしても、各種サービスの情報をひとつにまとめておくのは必要なことながら実現が難しい。それを解決するのが新たに登場したFlavors.meというサービスだ。利用しているさまざまなサービスの情報を、非常に簡単かつ効率的に一箇所にまとめておくことができるようになる。3ヵ月間のプライベート期間を経て、いよいよ公開サービスに踏み切ったところだ。
仕組みは見かけ通り非常にシンプルだ。ユーザ登録が完了すると、自分のFlavors.meページから、Flickr、Facebook、Twitter、またはLinkedIn等(またRSSフィードも登録できる)、最大15件までのオンラインサービスにリンクすることができるようになる。メジャーサービスにはAPI経由で接続するようになっており(OAuthやFacebook Connectで接続できるようになっている)、ほんの数分でカスタマイズ作業を行うことができる。
こうしてリンクした各種サービス情報はFlavors.meページに表示されるようになり、簡単にアクセスすることができるようになる。表示はごちゃごちゃといろいろなものを表示するのでなく、非常にシンプルなものだ。サイトで用意しているテンプレートは各種オンラインサービスの名称の上にユーザ名を記載するというだけだ。各種フィード情報をクリックすると、その内容がスムーズに画面上に表示される仕組みとなっている。画面表示は非常に滑らかに推移する。尚、ページ上のカラーや背景画像ないしレイアウトは好みに応じて設定できるようにもなっている(ただし今のところ選択できるレイアウトオプションはごく少数だ)。
いったいどのようなことができるのかについては私、Jason Kincaidのページを参考にしてみて欲しい。ちなみにこのページを作成するには10分程度しかかかっていない。もう少し時間をかければより見やすいレイアウトに調整することができることもお忘れなく。
もちろんこの種のプロフィール情報とりまとめサービスとでも呼ぶべきサービスは、他にも数多く存在する。chi.mp、card.ly、UnHubなどもそうだし、Google Profileも仲間に入れて良いかも知れない。ただFlavors.meは非常に簡単に使うことができ、成果物もなかなかすばらしいものだと思える。
尚、Flavors.meの基本機能は無償で提供されている。プレミアムサービスも用意しており、こちらは年間$20となっている。収益についてはこのプレミアムサービスであげていくつもりのようだ。プレミアム版では専用のドメイン名が利用でき、リアルタイム統計情報を閲覧でき、そしてページ内にコンタクトフォームを埋め込むことができるようになる(コンタクト情報については、基本版でもAbout欄にメールアドレスを入れておけばそれで済むという話もある)。
このFlavors.meを構築したのはVimeoのエグゼクティブだったJonathan Marcusと兄弟のDavid Marcusによって設立されたHiiDefというインキュベーターだ。
Flavors.me from Jack Zerby on Vimeo.
[原文へ]
(翻訳:Maeda, H)
http://flavors.me/tafarocks
返信削除作ってみました。