2010年3月18日木曜日

転載:記録用 YouTube の「埋め込み禁止」は PV を減らす?

YouTube の「埋め込み禁止」は PV を減らす?: "

insiderman 曰く、

最近では YouTube でオフィシャルな PV を公開しているミュージシャンも多い。しかし、PV によっては YouTube 外への埋め込みを禁止しているレコード会社がある。その 1 つが EMI だ。しかし、その EMI と契約しているあるミュージシャンが、とある逃げ道を作って外部サイトへの埋め込みが許可された PV を作ったところ、公式の (埋め込み禁止の) PV と比べて数倍もの再生数を稼ぐことができたそうだ (Radium Software の記事) 。

詳細は上記の記事を参照して欲しいが、この PV を作ったのは「OK Go」というロックバンド。バンドメンバーはこの「埋め込み制限」を回避するため「State Farm」という保険会社と協力し、「この会社の広告ムービー」という形で PV を作成したそうだ。State Farm 社が楽曲の使用料やムービーの制作費を支払う形であるため、100 % 合法に YouTube での公開や埋め込みが可能になったという。

企業利益を守るために埋め込みを禁止する、という EMI の判断が正しいかどうかは一概には言えないものの、それに対しこのような方法で対処するというのはすばらしいアイデアであると思う。しかし、このような手段を使えるのは一部の有名アーティストだけであるというのも事実。これからのレコード会社が何をすべきか、ということを考えさせる非常に興味深い一件ではないだろうか・


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